ポエム そうだ、何か書こう6(追記あり)

これの続き

なんか突然パブリックのボツ記事が生まれたけど気にしてはいけない

そんなわけで前回の続きです

今回の目標は「ふたりに世界は『理不尽に』滅びるってことを意識させることです」
プロットの段階だと主人公がヒロインに世界が滅びることを意識させると組みましたが
ケーキ屋を見つけて走り出すやつに頭の良さそうな主人公に説明させることはできません

なので二人には学校の特別授業で爆弾起動から現在までの事を勉強させようと思います

授業を受けて「嫌だなー」ってレベルの主人公と何かを感じたヒロイン

これで行きます、突然頭が良くなって主人公に解説をするヒロイン何ていなかった

自分の中で幼馴染が頭いい→抜けてる子→あほの子って感じになってますね、だから最初の設定からぶれてるからって途中で頭いいに戻していいはずもない

あとチャイムと目覚まし時計、お前は二度とカッコつけて喋るんじゃねぇぞ

サンプル3

朝、月が太陽に隠れて見えなくなる時間

私はいつものように鞄に本をつめ余裕をもって学校へ出発した

今日は歴史の特別授業があるのでいつもより気分が良い

学校に着きクラスの自分の机で本を読んでホームルームを待っているとホームルームの時間ギリギリになって隣の席の幼馴染が大慌てでやってきた

「危ない危ない!遅刻するところだった・・・」

走ってきたのだろうか席に座りぐったりしてまるで溶けているようだ

「危ないところだったね、何かあったの?」

読んでいた本を置き尋ねると

「駅前の道が工事してるの忘れてた・・・」

どうやら彼女は朝から走り込みをしていたようだ

「でも間に合ってよかったね」

走ったのは気の毒だと思うけど今は間に合った事を祝ってあげよう

「明日から5分は早く家を出ないとダメだけどね・・・」

そんな彼女は今にも消えてしまいそうな虚ろな目だ

それならば私は今日間に合った事より明日からのことを気の毒だと思おう

キーンコーンカーンコーン

そんな事を思っているとチャイムが鳴り、ピシッとスーツを着込みいかにも役人さんと言った感じの女性が入ってきた

「今日は今から70年前、この星を爆散させるほどの威力を持つ爆弾が見つかったころから、現在までの私たちが何をしてきたかを学びます」

今日は近代の歴史を学ぶ特別授業だ、たぶんこのクラスで楽しみにしてるのは私ぐらいだと思う

「まずこの爆弾、昔はアーティファクト的なものと思われ観光地になっていました。ですが先の大戦で戦略のため核兵器を開発し、実験と同時刻に突然発光。アラーム音と共にカウントを始めました」

クラス中に知ってると言いたげな空気が漂う

「カウントを解析すると、我々の時間で大体100年後に0になるようになっていました。そしてその爆弾の発光は、我々の世界でいうプロジェクターのようになっていて映している画像がこちらです」

教室が暗くなりスライドが始まる。1枚目は緑に覆われているのでわかりにくいがこの星の衛星写真、2枚目で星がバラバラになり、3枚目で跡形もなくなるというとても分かりやすいものだった

ただこの手の画像はもはやみんな聞き飽きているのもあり大きな動揺はない

(年に1回はテレビの特集でみてきたし、正直今更だ)

「このメッセージから私たちは、これを星を吹き飛ばす規模を持つ爆弾と考え行動しています」

(絶対に他の解釈をさせないように作られてるもんね、この絵)

明確な殺意を感じるのにこちらに時間的猶予を与える、どうやら爆弾を仕掛けた奴は相当に嫌な奴らしい

飽きてるだろうなと思いふと隣を見るとなぜか幼馴染は何かを考えているように真面目な顔だった

(化学の時間以外でこんな真面目な顔してるの珍しいな、どうしたんだろ?)

そんな真面目な顔が気になりつつも授業を聞いていると隣の幼馴染の席からスッと手が上がり授業を止めることなど気にせず質問をした

「なぜこの星は爆破されなければいけないんですか?」

彼女の言っていることが私にはわからなかったが、どうやらクラスのみんなも講師の役人さんもいまいち理解ができていないようだ

講師の役人さんは「太古の昔、誰かが仕掛けた爆弾によって爆破されそうになっている。目的はわからない」と答え彼女はお礼を言って手を下げたが実際は納得いっていないようだ

(そうか、なぜ爆破されなければいけないのか・・・そんなこと考えたことなかったな・・・)

彼女の言いたいことがわかり、私は楽しみだった授業もどこか上の空になってしまった

授業が終わり、休み時間。私は今でも難しい顔をしている幼馴染に声をかけることにした

「まだしっくり来てないの?」

私が声をかけると彼女はパッと顔を変えいつもの明るい声で

「いやー大したことじゃないの。ただなんでかなーと思ったら、考えるよりも先に質問してたのよね」

私は少し安心しつつ、質問のために手を挙げる彼女の真面目な顔が頭から離れない

彼女はどこか無理をしている、そんな気がしてたまらなかった

脳内アウトプット

夜。すべてを覆い隠し朝にはなかったことにしてしまう時間

(そうか、なぜ爆破されなければいけないのか・・・そんなこと考えたことなかったな・・・)に主人公の気持ちで続きを書く

深夜追記

言葉選びや読みにくさに不満が多い、もっと上手く書きたいので修正したい

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