ポエム そうだ、何か書こう5

これの続き

前回は良い感じのつかみとユーモアを考えて書いてみました

個人的に掴みが弱いというか、掴みの最後の一行がそのまますぎるのでもっと何とかできるのでは?って気分もありますが思いついたら書き直すかって感じです
ぶっちゃけ細かいところをいじるよりほかの楽しいところを書きたいって気分です

ユーモアは最初に思い描いていた読者に想像の余地を与える文ではなく抽象的な冗談が多い文が書きあがりました
まあ努力目標なので書き続けるしかないかなって感じです

ずっと手を入れ続けたサンプルですが形にはなってきたのでこの先何か思いつくかもっと良くなる案に気が付くまで置いといて続きを書いていきたいと思います

言葉のテンションが伝わらないとか言葉選びが変だとか句読点の位置が変などはわかっていますがそれだけ書き続けて頓挫するのは避けたい

そんなわけで次は昨日書いていたサンプルの続きの話です
個人的にオチは最後の文である
「きっと私たちはこのとき一瞬一秒の青春を謳歌していた」です

つまり彼女たちにはこの狂った世界で最高に輝いている青春を謳歌してもらわないといけないのです

酒を飲んでいた私はなかなかに面白い課題を置いていきましたね

個人的にファミレスについたらオチまで飛ばしたいのでファミレスまでの道中で青春を謳歌してもらう必要があります
青春を謳歌無理だね

なので考え方を初心にもどして道中でこの世界の説明(道の状態とか食べ物が保存食メインとか年寄りにしか会わないとかそんなこと)を書いて
ファミレスについたら端が転がっても笑うようなくだらない話を続けたとか書いてオチの文に飛ばしましょう

ファミレスで少し話したら幼馴染が寝てしまったので主人公が本を読む体で途中に書けなかった細かい説明を入れるのもいいかもしれませんね
私たちも常識を説明したりしないもんね

「うわー、道にヒビ入ってるこれは近いうちにここも工事で通れなくなるね」
「ほんとだ、今度は早く終わるといいけど」
「そういえば君の家の近で工事があったんだっけ」
「そうだよ、いつ始まったか覚えてないけど最近終わった」
「うへぇ…ずっと迂回はめんどいな」

道中の説明はこれぐらいにして
ファミレスの本を読むパートで

「世界的に少子高齢化は問題だった、少子化自体は70年前から進んでいたが爆弾の解体が絶望的だとわかった20年前から少子化が一気に進み今では深刻な働き手不足である。特に土木業などの肉体労働な職種では特に深刻だ」

とか本に説明させるのもいいですね、サンプルの段階で多く語らない二人だから主人公が歴史好きの本好きで助かった感じある

しかし大問題が一つ、説明を入れるとオチの文がいれられない

もう説明は諦めて掟破りのTipsで説明ねじ込むか?

まあ色々考えて書いてみます

サンプル

(体が元気なうちに世界が終わるからラッキー・・・か)

授業が始まってもその言葉が頭から離れなかった

彼女は世界が滅びることを嫌だと思っていない

でもそれは変なことではない、この世界ではそんなネガティブに前向きな姿勢が流行している

きっと私のように滅びて欲しくないと思いながら何もしない人間の方が少数だ

それこそ最近のテレビでは終活と銘打って悔いのない人生の過ごし方を紹介するようになった

私の中では人生半ばで世界が終わることが人生一番の悔いだ

だからと言って何か行動をするわけではない、いや、何をしたらいいのかわからないのが正しいのかもしれない

(それが私から世界は滅ぶという事実から心を守ってるのかも)

何もできない、しても意味がないとわかったとき私はむしろ気楽になるかもしれない

キーンコーンカーンコーン
そんなことを考えていたら今日の授業が終わってしまった、やはり答えのない問題を考えるのは危険だ

そのことを教訓として胸に刻みながら鞄を手に取り立とうとしたとき隣から突然声をかけられた

「私勝ったよ!」

まるで大会に優勝したかのようなテンションで睡魔との戦いに勝った幼馴染が声をかけてきた

「これはあれだね!完全勝利Sだね!」

授業の内容の質問をすれば勝利ランクを落とせるだろうがあいにく私も覚えてないので惜しいことをした気がする

「さあ!帰ろう!私たちの一日は始まったばっかりだよ!」

しかしこのハイテンション、今太陽は沈みかけているが彼女は一足先に深夜テンションなのだろうか?

「帰るのはいいけど帰りにどこか寄るの?」

彼女とのテンションの差には申し訳なさもあるけど私は完全勝利してないから仕方がない

「甘いものを食べに行こう!青春を謳歌するんだよ!」

ずいぶん高い理想を掲げられてしまった、甘いものを食べて青春を謳歌する方法が思いつかない

「青春を謳歌って使ってる人初めてみたかも、ていうか語感だけで使ってない?」

彼女は手を上げくるりと回るとどや顔で

「私たちは今、一瞬一秒を青春してるのよ!だから甘いものを食べている時間だって謳歌できるわけ!」

と言い切った

「・・・」

私は一瞬考えて

「そうかもしれない・・・と思ったけどなんか違う気がする!」

そういうと私たちは二人で顔を合わせ笑いあった

夕日で朝よりもくたびれてるように見える学校の門を抜け、私たちは甘いものを食べに行くため歩き出した

「甘いものを食べるなんて久しぶり、何食べようかな」

そう言っている私の心はもう甘いものでいっぱいだった

「私はフルーツ系だね、フレッシュフルーツが一番だよ」

彼女の心はもう決まっているようだ、どうやら本当に甘いものに飢えているらしい

「でも甘いものを食べに行こうだなんて珍しいね」

私の記憶が正しければ彼女が熱心に甘いものを求めてたべることはなかったので疑問に思い尋ねると彼女は深刻そうな顔になり

「節約のために安いぱさぱさしてるクッキーとあまり甘くないチョコレートを最近ずっと食べてたから自分を蘇らせようと思って」

と自分の質問が変だったのかと思うような回答をした 

私がポカーンとしてると彼女は少し暗い顔で話始めた

「もともとそのお菓子は宇宙脱出計画用に作られてるだけあってマズくはないの、だけど美味しくはない」

「だからずっと食べてた、安いしマズくも無いしわりと甘いし満足感もある」

「でもある時思ったの。これは生かされてるなって、このままこれを食べてたら一生これで満足してる気がして途端に怖くなった」

「だから私は保存食ではないフレッシュフルーツを食べて生かされていた自分を蘇らせるの!」

彼女の言っていることの8割は理解できなかったが、どうやら彼女は昔計画されていた宇宙脱出計画が頓挫したときに放出された食べ物を最近食べていたようだ

「あれかぁ。わかるよ、あれマズくも美味しくもないよね」

あれを食べる時の何とも言えない気持ちは理解できる、私もお金が無いときに食べることがあるが実際あれは美味しくもマズくもない。だから不満はないがずっと食べたいものではない

「そう、マズくも美味しくもない。本当に保存食って感じ、あれを200年分積んで宇宙に行くなんて計画が存在してたんだから正気を疑うよ」

彼女はあれを食べ続けて宇宙を彷徨う様子を想像したのだろう、かなり言葉が過激で彼女らしくない

「まあ、そう思った人が多かったから計画は頓挫したんだろうね」

このままでは彼女が放送禁止用語まで使いそうだ。昔本で読んだ知識である食べすぎ防止のために微妙な味にしたって話をしてもいいけど、無駄に彼女を怒らせて仕方ないのでこの話を切り上げ他の話題を出すことにしよう

「そういえば私の家の近くの道の工事がやっと終わったんだよ」

今までまるで誰かを恨むような顔をしていた彼女だったが話題が変わったことに気が付きいつもの顔に戻った

「おお、おめでとう。いつからやってたんだっけ?春だっけ夏だっけ?」

いつもの優しそうな顔に戻りホッとする

「いつからだったかな?春頃だった気がするんだよね」

この話を振っておいてなんだけど実は始まった時期はよく覚えてない、結構長かったこともあって忘れてしまった

「まあそこらじゅうで工事してるからね、覚えてらんないよね」

そんな私の様子をくみ取ったのか彼女はそう言いながらうんうんと納得するように首をふっている

「そうなんだよ、でもやっと迂回しないで駅に行けるから嬉しいよ。でも今度は駅前が工事らしくて困っちゃう」

私が何気なく話すと、その知らせは彼女にとってショックな知らせだったようで

「え?本当?じゃあ今後は5分は早く家を出ないとダメってことじゃん!」

「恨めしい・・・人手不足が恨めしい・・・」

まるでこの世を呪うようなことを言い出した

「まあ仕方ないよね、悪い道は封鎖するしかないけど工事する人が圧倒的に少ないんだもの」

夜型の彼女には悪いけど朝型の私にはそこまでショックではないので当然のことを言うことしかできなかった

そもそも昔から少子化は進んでいたが爆弾爆発まで半分を切った20年前から一気に出産する人が減ったらしい

元気な体が必要な土木工事の人間はもはやインフラを維持できているかもギリギリな人数しか集まっていないのだろう

「朝の5分がどれだけ貴重か・・・まあいいや!今はスイーツだ!」

そんな私の声など聞こえてないように夜型の人間は落ち込んでいたが私たちの目的地であるケーキ屋が見えてきて一気にテンションが上がったようで突然走り出した

「待ってよ!走らなくてもケーキは逃げないよ!」

私も突然のことに驚きつつも走りだすと一足先にケーキ屋に着いた彼女の声が聞こえた

「逃げるんだよ!目の前で売り切れたらどうするの!早く早く!時は金なりだよ!」

ケーキ屋に着くとふたり一緒のケーキを選びなんでもない話で盛り上がった

クラスの事、授業の事、好きな人の事

きっと傍から見たら私たちはこのとき一瞬一秒の青春を謳歌してるようにみえるだろう

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