壊れたすのこを使って壁掛けのぬいぐるみラックを作った話

ブログを読んでいる方ならご存知だと思いますが、最近木工に凝っています。

今回は押入れの湿気対策に敷いていたすのこが壊れていたのでそれをばらして壁掛けのぬいぐるみラックを作る試みです。

すのこの参考画像

まずは何に使うにしても分解した時にできたバリなどが危ないのでやすりで整えていきます

今回は紙やすりを使わずにノコヤスリを使って削っていきます。

ノコヤスリは私の一番お気に入りの工具です。
やすりの目がノコギリの歯のようになっていて1センチ2センチぐらいならガリガリ削れます。
切断した木材に歪みがあったときに安物のノコギリで調整するよりよっぽど楽なので好きです。

ノコヤスリで削ったあとに目の細かい紙やすりをかけたあとの木材がこれです。

きれいになりましたね。

脳内で作りたいものを考える

脳内のフワッとした設計図

さて、ここまでは前座です。大切なのはこれで何を作るかです。

だいぶ前にすのこを使ったDIYが流行ったのでレシピは山ほどインターネットにあるのですが。
今回はすのこをバラしましたし、ばらしてなくても釘が抜けかけていたのでそれらのレシピはほとんど使えないんですよね。

まあ、すのこの構成パーツで作れそうなのは棚やラックなんですが。
抜いた釘の穴とかを考えると重たいものを乗せるようなものは危ないから嫌なんですよね。

そこで白羽の矢が立ったのがぬいぐるみ置き場です。

ココナッツヒツジとキャットサックの奇跡のツーショット

もともと私はカワイイ物が好きで、ぬいぐるみも結構買っていたのですが。
ぬいぐるみって置く場所に困るんですよね。
かさばるので棚の上みたいな場所に置きがちなんですけど埃っぽくなりますし。
かといってぬいぐるみみたいな軽くてかさばる物は棚に入れるには他の物に優先順位に負けるんですよね。

そこで壁です。
近いうちにタペストリーを外す予定なので壁が空きます。
ベッドの上なので防災の関係で重たい物を置けないのもちょうどよいです。

そんなわけで使いそうな物を買ってきました

設計図も無ければ完成予定図も無いので完全に行き当りばったりにやっていきます。

まずはL型金具を角材のいい感じのとこに取り付けます。
このとき板も付けてたのですがこのあと何度も作業の邪魔になるたびに外すことになったので板を付けるのは最後でいいです。

次に先程繋げたものを柱になる角材を取り付けるのですが、思ったより角材が太くネジの長さが足りなかったので少し柱になる木材をノコヤスリで削ってネジが届くようにします。

ロクに図らず削ったので不格好になりましたが元から計画などないので仕方ありません。

本当は前にコブラのアートボードを飾ったように壁にピタっと取り付けたかったのですがうまく壁にピンが刺さらなかったので、仕方ないのでフックを上につけてタペストリーのように上から吊るすことにしました。

いい感じですね。
ただ、大きめのぬいぐるみには板が小さいので下の段は板を接いで大きくすることにしました。

ついでに上の段には転落防止にボンドで棒を貼り付けておきます。
固定に使っているのはセリアで買った固定工具です。

プレートを使って板を繋げます。
小さいネジが抜けて落ちると嫌なので布テープをプレートを覆うように貼りました。

ボンドが乾いてませんが試しにぬいぐるみを置いてみました。

釣り合いも取れてますし良い感じです。
本当にこの紐の結び方は便利です、知れてよかった。

ボンドが乾いて、細かいぬいぐるみを置いたら完成です!
とても安定してますし想定より良くできました!

感想

手元にあった木材を使って無計画に作ってみましたが、想像していたより完成度の高い物ができました。
これだけいい感じになるならもう1基ぐらい作って置いてもいいかもって気持ちです。
すのこの木は軽いので落ちてきても怪我はしなそうなのも良いですね。

ただ、やっぱりビーズが重りとして入っているようなぬいぐるみを置くと重心がブレやすいのとフックの強度が心配なので載せないほうが安牌ですね。

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