ポエム そうだ、何か書こう10
前回サンプル3をかきあげていい感じにできました
ただ読みづらい(文字の間隔や改行などの問題)らしいです
私もそう思いますがそれを考えて続きを書けないのはイライラするのでとりあえず続きを書こうと思います
そうだ、なにか書こう7に書きましたが。次の話はひたすら幼馴染がボヤく話です
個人的に世界は滅びてもいい、でも納得行かないって感じの文章にしたいですね
努力目標は主人公と幼馴染の仲の特別感を書くことです
簡単なプロットでは放課後に少しボヤいて何も解決せず次の話のオチに続くって感じです
だからまだ主人公には幼馴染の気持ちはわからせない
オチはロケットを打ち上げて主人公が幼馴染の気持ちを理解して終わり
サンプル4
放課後、幼馴染はすっかり明るさを取り戻していた。
「良かった、あまりに難しい顔してたから一時はどうしようかと思ったよ」
「ごめんごめん、ちょっと哲学モード入ってた。あんなことで悩むのはらしくないよね」
「ほんとだよ、そのまま宇宙船に乗って宇宙人に文句いいに行くのかと思ったもの」
「それは言いすぎじゃない?でもそうだったかも。ねえ今日もどっかよって帰らない?」
「いいよ、じゃあ今日は街のほうへ行こうよ」
学校を出て、街へ行くため電車に乗ると。幼馴染はさっきまで悩んでた自分にイライラしてきたのか名も知らない異星人に文句を言い出した。
「そもそも異星人が爆弾なんて仕掛けなければ、私はこんなに悩まなくてすんだんだよ!」
「怒るのはそっちなの?そもそも普通爆発することによる後悔とかで悩むんじゃないの?」
「いや、それはそれだよ。滅ぶものは滅ぶ、世界はそう決まってるからそこまで後悔はない」
幼馴染は当然でしょ?って顔でこちら見てきてまるでこちらが変なのかもしれないと勘違いするほどだ。
「本当にあなたは私と違うね。しかし、爆弾をしかけた異星人はいまどこで何をしてるんだか」
「なに言ってるの、そんな性格が悪い奴らが今でも仲良く繁栄してると思う?」
「かもね、私だったらそんな怖い人たちの住んでる星に一緒にいられないもの」
「絶対そうだよ!」
私と彼女がそんなくだらない話で笑っていると、電車は目的地についた。
幼馴染は街を見ながら軽く伸びをすると、深呼吸をしてからこちらを向いた。
「やっとついた!久しぶりの街だね!」
「まあ特に目的もないんだけどね」
「いーのいーの、目的なく歩くのが目的だよ」
彼女の発想は私にはないものだ。私が同じことを言われたら、じゃあ何しようか?と目的を決めるだろう。本当に彼女といるとこちらまで楽しい。
「あれ?あれはなんだろう?」
彼女が指さしたものは、家電量販店のイベントステージに展示されてある、文庫本ほどの荷物がついたペットボトルロケットのようなものだった。でも私はそれに見覚えがあった。
「ああ、あれはロケットだよ。個人で宇宙にメッセージを飛ばせるんだって」
「メッセージ?」
「うん、あの本みたいなのの中にモニターと発電機が入ってて誰かが開けたときに映像とかを再生できるんだってさ」
「ふーん、私も買ってみよ!」
「え!」
そう言うと彼女はイベントスペースのレジに並び始めた。
このロケットは誰にでも買える価格だけど特別安いものではない、例えるなら親から高校生の子へ渡すクリスマスプレゼントぐらいの値段はする。いったい彼女は何を考えているんだろうか?
「買っちゃった!ロケットだと思うと怖いぐらい安いけど、一回撃って終わりだと思うと高いね」
「本当だよ、驚いちゃった。いったい何を飛ばす気なの?」
「・・・・・・レシートを入れて飛ばして世界は滅んでも資本主義は滅びなかったってメッセージとかどうかな?」
「まさかそんなことをするために買ったの?」
「いや、冗談だよ。でも、歴史好きならそんな些細な情報が大切って知ってるでしょ?」
「本気だったらあまりにも愚かだよ。あと、その情報は本当に些細すぎて、むしろなぜこの情報だけ飛ばしたのかって議論になるよ!」
「まあいいや!今日の夜うちで飛ばそうよ!」
「ノープランで買って今日飛ばすの?!」
彼女の考えていることは本当にわからない。少なくとも言えるのはこのあと街を歩くときに長くてロケットが邪魔そうってことだけ。でも、彼女が楽しいならそれでいいのかもしれない。
少なくとも授業中の悩んでる顔より今の顔のほうがよっぽど彼女らしい。
サンプル5
夜、すべてを覆い隠して朝まで見せなくする時間。
私はロケットを飛ばすために幼馴染の家にいた。
「それで何を飛ばすか決めたの?」
「まだ決めてないね、どうしようかな」
私はそんなことだろうと思い持ってきた歴史の本を見せた。
「歴史なんてどうかな?この星がどう発展していったかを写真で乗せるの!」
「歴史ねぇ・・・・・、でもそうだね、歴史ってはいいかもね」
「でしょ?あなたが賛同するとは思わなかったけど歴史を飛ばすってロマンあるよ!」
「そうね。歴史を飛ばすのはロマンあるね」
なんか彼女の言葉が歯切れが悪いことが気になるが私は言葉を続ける。
「でも載せれる情報量が少ないからね、写真百枚程度だからよく考えないと」
「なるほどねー」
彼女はパソコンの前に座り何を探し始めた、彼女と初めて意見があったかもしれない。
一時間ほどたっただろうか、彼女はPCの前から立つと私に声をかけた。
「行こう!私達の歴史を飛ばしに!」
打ち上げ場所は、花火禁止などは書いてあるがロケット禁止とは書いてないと幼馴染が言ったから近所の広い公園になった。彼女の発想はもはやトンチだ。
「じゃあ1分後に飛ぶからね!」
彼女はボタンを押して物陰に隠れたので私も一緒に隠れた。そこでついでなので私が気になっていたことを聞いてみた。
「で、いつごろの歴史の写真を入れたの?やっぱり近代?」
「うーん、私たちの歴史だから近代といえば近代かな?」
「そっかー、やっぱり近代かー・・・・・・私達の歴史?」
私はなにかのすれ違いに気がついたが、少し遅かった。
「そう、私達の生まれてから今までの歴史。私たちの写真を限界まで詰めて少し残った容量には文章も入れてみた」
「なんでそんなどうでもいいものを積んだの!世界の記録のほうが大切でしょ!」
私は思わず声を荒らげた。恥ずかしいやらなにやらでとてもじゃないけど冷静にはいられない。
発射を止めさせようと思ったが、彼女はロケットから目を離さずに大声で私に話始めた。
「そんな記録なんて私たちが飛ばさなくても誰かが飛ばすわ!」
「だから、もっと面白いものを飛ばすの!」「もし、それを誰かが見つけた時」
「この星が爆破で消えてしまった事を惜しませるようなね!」
文庫本サイズの荷物を積んだロケットが、細い煙を残して空へ消えていく。
それはまるで空に美しく咲く花火のように見えるが、美しく咲くことはない。
きっと、青い空を超えて暗い宇宙についても。それは漂い続ける。
幼馴染の顔はどこかスッキリと晴れやかだった。
だから私は勘違いに気がついた、彼女はこの星が滅びることを何も行動しない私以上に、未練だと思っている。
だから彼女は今のこの一瞬を輝こうと生きているのだ、滅んでも後悔の無いように。
でも、今日はそんな彼女が未練を。理不尽に滅びる運命に耐えられない日だったのだ。
だから今日が終われば、彼女はまた1日1日を後悔の無いように生きるだろう。
だったら私は彼女に付き添おう。彼女が輝く瞬間を常に私が見届けよう。
星が滅んで記録に残らなくても私が記憶に残そう。
だから、今日のことを明日話題にだすことはないだろう。
でも、私は覚えている。
授業中に見せた真面目な顔を、宇宙に飛ばすしかなかったこの星への未練を。
だからあなたにも覚えていてほしい。
「ねえ、私も世界が滅ぶことを惜しませるような生き方ができるかな?」
「できるよ!」
「今日はあなたが一人で内容を決めてロケットを飛ばしたけど、今度は一緒に飛ばそうよ」
「うん!だからこれからも楽しく過ごそう!」世界に滅んでほしくなかった私が、少しだけ滅びを受け入れられた瞬間を。
書いてみての感想
オチまで書いたけど
(文章力が)足りません
(経験が)足りません
(演出力が)足りません
私の脳内の楽しさを20%も伝えられない、何もかもが足りない
あと悔いのないように生きてるって書いときなから節約のために宇宙食食べてるのはどうなんだ?