頭が変になって変なPCを組んだ話
小さいケースの中身をギッチギチに詰めたい
突然ですが、私の家には「JONSBO U2」というMINI-ITXケースがあります
このケースの特徴は、ATX電源が詰める、17センチまでの高さのCPUクーラーが詰める、22cmまでの拡張ボードが詰めることです
参考URL:https://blog.tsukumo.co.jp/ex/2013/11/exjonsbo_u2.html
そして、欠点は全てに関して中途半端。
まずATX電源を頭に積むので背が高い
CPUのすぐ上に電源があるので17cmのサイドフローを積んでも仕方がない
22cmの拡張ボード分の奥行きがあるので無駄に長い
ですが、さきほど貼ったツクモのページをみて何かを感じませんか?
そう、このケースは中途半端なので理論上ギッチギチに詰まっているPCを組むことができるのです
私はそんなU2に私は惚れて、昔買ったのですが。最近まで特に使わずに放置していました。
そんなとき、私は運命の出会いをしました。
そう、忍者5です。
MINI-ITXマザーにこいつが乗っていたら最高のエクスタシーを感じられれる。そしてそれができるケースはU2しかない。そう私は感じました。
そうだ、PCを組もう
PCを組もうと思いZEN2用の貯金をしていましたが欲に負けてパーツを買ってきました
買ったパーツは
MB : B450 I AORUS PRO WIFI
https://www.gigabyte.com/jp/Motherboard/B450-I-AORUS-PRO-WIFI-rev-10#kf
CPU : Ryzen5 2600
https://www.amd.com/ja/products/cpu/amd-ryzen-5-2600
メモリ : CFD クルーシャル 8GB*2
https://www.cfd.co.jp/product/memory/desk-ddr4/ct2k8g4dfd824a/
VGA : SAPPHIRE PULSE RADEON RX 580
https://www.ask-corp.jp/products/sapphire/graphicsboard/radeon-rx-580/sapphire-pulse-radeon-rx-580-8g-gddr5-oc-v2.html
CPUクーラー : 忍者5
https://www.scythe.co.jp/product/cpu-cooler/scnj-5000/
SSD : WD BLACK NVME SSD 2018(250GB)
https://www.wd.com/products/wd-outlet/wd-black-nvme-ssd-2018.html#WDS250G2X0C
HDD : SEAGATE 6TB(普通サイズ)
電源 :RM750x
https://www.links.co.jp/item/rm750x/
ケース : U2
http://jonsbo.com/en/products_17_1.html
パーツを選んだ理由
まずMBですがM.2 SSDソケットが表にあることです、CPUクーラーにバックパネルがあるかも!と思ってそうしたけど結果としてはなかったのでなんでもよかったかも。
メモリはヒートシンクが無い、そしてスピードが速いやつがこれしかなかったです。
SSDはM.2で安いので買った。
HDDは本当はシーゲートの薄型を使いたかったけど買ったら普通サイズだった・・・
電源はフルプラグインでセールだったのでちょうど良かった。
ケースとCPUクーラーは最初に書きましたが、小さいケースに大きいCPUクーラーが積んであると興奮するからです。
VGAは本当はcolorfulの1660tiが219mmなので狙ってたのですが値段が高いので、RX580になりました。でもこのグラボ231mmだから入るか不安でした。
組み込もう
ぶっちゃけもう生産してないケースにRX580と忍者5を組み込む記事とか必要か?と思いましたがこのブログ自体が自己満足なので書いて置きます。
まず組み込む前にケースの中のケースファンとファンコントローラー、3.5インチHDDをつけれるマウントを取り外します
※HDDマウントの参考画像
外したらVGAを先に入れておきます、ブランケット部分から入れてケツは叩き込みます。比喩ではないです、本当に少しサイズオーバーなので叩かないと入りませんでした。個人的に228mmぐらいのボードなら安全に入るかな?って感じです。
MBにメモリとM.2 SSDと忍者5のマウントを取り付けてケースに固定します。
このときVGAが邪魔でねじを回すのが大変ですが気合でなんとかしてください。
ケースファンを排気で取り付けます、HDD用のマウンターは必要ないならほかで保存しましょう。もしHDDを取り付けたいなら本来HDDを外側に設置しますが内側に固定してからケースに少し長いネジで無理やり固定してください。
電源を設置してコネクタに挿します。このとき24PIN電源をL型にできるアダプタがあるとベストですが、少し工夫すればなんとかなるので絶対ではありません。
忍者5を設置します。まずケースファン側のファンを外し、反対側のファンは吸気にします。これでエアフローが成立します。
また、吸気ファンはケースが閉じる程度に上げないと24Pin電源にぶつかるので注意してください
忍者5とVGAの間にすごい熱が貯まるので余っている忍者5のファンをCPUクーラーに風を当てる形でねじ込みます。このRX580はバックプレートがあるから衝突しても大丈夫と信じたい。
私は空間が狭すぎてなんか固定された感じがするので固定してませんが、固定したほうがスマートなので気になるひとは固定してください。
終わり
完成写真
ギッチギチ
冷却性能テスト
さて、ここまでギッチギチだと気になるのは冷却性能です。
そこで現実的にありえる負荷をかけることにします
3DmarkのFire Strike ExtremeのコンビネーションテストをLOOPで30分、その後Physicsテストを10分回しました。
(コンビネーションテストはGPU100%、CPU40%。PhysicsテストはCPU100%の負荷)
結果はこちらです。
CPUは6分ほどで69℃まで上がりましたが、そのあとは安定したので良かった。
GPUは76℃まで上がりました、正直リファレンスのRX480より冷えてるのでとても良い。
室温はだいたい14度ほどなので正直ATXと比べると高いですが、Mini-ITXケースにギッチギチだと思うとかなり冷えています。
組んでみての感想
小さいケースに大きいパーツを組み込むの興奮する!
あとここに1TBのSSDを追加する予定です。さて、どこにねじ込むかな!
あと未来の私!VGAを入れるのめっちゃ苦労したから頑張って外してくれ!頼んだぞ!